市民活動・地域づくり支援者 戦略共有会議2016 in 岡山 三日目午前の部

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Naoya Nishihara

3日目午前の様子

5月16-18日にゆうあいセンターにて行われた「市民活動・地域づくり支援者 戦略共有会議2016 in 岡山」に参加しました。

三日目の5月18日の午前は「持続可能な地域のための協働推進自治体ネットワーク準備会」というテーマでした。
このセッションでは主に市町村行政における協働推進担当者、地域づくり・市民活動支援者の方が対象でした。
概要としては、協働推進に積極的に取り組む自治体同士でのネットワーク会議というものでした。

午前の時間は、協働事業を行う上でどのようにすれば協働が進み効果を明確化させられるかについて学ぶセッションとなりました。

多様な主体と協働で事業を行っていくには、体制整備や促すための仕組みづくりが重要でそれらを行うためにも今回のようなNPO/中間支援組織/行政などの地域をより良くすることに従事している人たちが集まって話し合い情報・ノウハウを共有する場が必要だとお話しいただきました。

また、市民と行政の連携の例として浦安市の事例を紹介してくださいました。
浦安市では市民活動補助金審査会の要綱作成を市民も入っている運営委員会が作っているそうです。また審査会ではどの審査委員が何点をつけ、その理由も明記するということをして透明性の高い審査会を行っているそうです。市民のための市民活動だからこそそこに投入される補助金については市民が知っておくべきという単純明快だが今までできなかったことを実現させている浦安市(市民活動支援課)はすばらしいなと感じました。


後半の時間では、各県ごとに現在の状況(何ができていて今後何をする予定/実現したいのか)を事例として共有しました。
事例発表した市や県、府は5つ。島根県、京都府、岡山市、瀬戸内市、津山市でした。
それぞれの地域に素晴らしい取り組みがありましたし解決していかなければならない問題もたくさんありました。
地域によって課題はまちまちでしたが共通してることがあるなと僕なりに思う点が一つありました。それは「人材育成」です。
多様な主体とかかわっていく中で職員さんの人材育成が急務であるとどの組織もお話しされてました。

地域を支えるためには物事を多面的に見る広い視野も必要ですし仕組みづくりをするにもたくさんの情報・知識を持っていなければより良いものはできません。
日ごろから地域のことに関心を持って常に学び・考えることが必要です。
そういった意味でも今回のような研修やネットワーク会議は非常に重要なものであると思います。
僕も学生ながら地域に関する勉強は常日頃やっていかないとなと思いました。



ここまで読んでくださりありがとうございます。
次回は「市民活動・地域づくり支援者 戦略共有会議2016 in 岡山」の3日目の午後の部について書きます!最後の記事です!
引き続きよろしくお願いいたします!!

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