市民活動・地域づくり支援者 戦略共有会議2016 in 岡山 一日目午後の部

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Naoya Nishihara

午後の部の様子

5月16-18日にゆうあいセンターにて行われた「市民活動・地域づくり支援者 戦略共有会議2016 in 岡山」に参加しました。

一日目の5月16日の午後は「2020年代の未来に向けての計画をつくる会議」というテーマでした。
このセッションでは主にNPOや市民活動に関わっている方や中間支援組織の方が対象でした。
概要としては、地域で増える課題に対してそう対応していくかを考えそのために必要となる組織づくりや行動に向けた計画を策定していくというものでした。

計画を考えるにあたって「経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理」の解説を川北さんがしてくださいました。

(「経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理」についてはこちらをご参照ください。http://www.cao.go.jp/zei-cho/shimon/seiri271113.html)

人口構造が変化していく中で経済や産業構造が変化することは明らかで、市民ニーズも変化していくということについて数値データに基づいて解説してくださいました。

数値データという客観的な視点で社会的ニーズをとらえていくことがこれからのNPO/市民活動には必要であるということを学ぶことができました。
僕自身、自分の住んでいる(活動している)地域の人口構成把握をすることが重要なことなんだなと感じました。

この時間では参加者同士でのワークがメインになりました。
「2020年に向けてNPO・市民活動団体(+一部の企業)が最優先で取り組むべき課題」「すぐに始めるべきアクション」の2点についてグループを作って話し合い、グループごとに出た意見を全体で共有しました。

グループごとに様々な意見が出ましたが、大きくまとめると5つのアクションがありました。
①活動地域での定性・定量的な分析の徹底
②さまざまな活動をする上で必要となるきっちりとした資金調達
③地域の担い手を育むための場づくり
④ノウハウ・情報共有のためのつながりを増やす
⑤団体内における次世代の担い手育成
(①-⑤の順は優先順ではありません。)

どれも非常に大切なことで素晴らしいことだと思いますが、この場でアクションとして出てきているということは、まだ出来ていない団体が多いということなんじゃないかと僕は思いました。
社会をより良いものに変えるためにもこの場で出てきたアクションはぜひとも実践していただきたいなと思いますし、この記事を読んでくださっている方にとってもそのきっかけになれば幸いです。

もちろん僕もこの場で学んだことは実践していきます!!


2020年、そう遠くない未来に向けてあなたは何をしますか?


なかなか考えることのないことだけどsocialにgoodな活動をしてる皆様やそういったことをしたいと思っている皆様には是非とも考えてみていただきたいです!


ここまで読んでくださりありがとうございます。
次回は「市民活動・地域づくり支援者 戦略共有会議2016 in 岡山」の2日目の午前の部について書きます!
引き続きよろしくお願いいたします!!

一日目午前の部   二日目午前の部

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