ラテンアメリカの文化を知ろう!ボリビア編
イベント・セミナー外国人岡山市
こんにちは。ソーシャルライターの内田と申します。
6月26日岡山在住ボリビア人のサレマ・アリアスさんによる講演会「ラテンアメリカの文化を知ろう!〜ボリビア編〜」に参加しました。
この講演会は、岡山市男女共同参画推進週間の事業として、岡山市岡輝公民館で開催されたものです。
講演会では、サレマさんがボリビアの歴史や文化、日本に来て驚いた経験などを語りました。
講演を聞いて興味深かったことを簡単にまとめたので共有します。
○ ボリビアは南米の中央部に位置する多民族国家で、正式名称は、ボリビア多民族国です。国民の74%がカトリック、22%がプロテスタント、3%は無神論者です。
○ 全国民のうち、41%が先住民族で、59%が非先住民族です。
○ 日本との関わりとしては、1900年初頭に日本人がボリビアに移住し、現在も多くの日系人が住んでいます。日本人移住者が建設したサンファン、オキナワという名前の居住地があります。
○ ボリビアは、アンデスの高地に位置していることから、アスリートの合宿地に利用されることが多くあります。観光地として有名なウユニ塩湖は、なんと海抜3568mにあります。
○ 交通渋滞はひどいです。ミ・テレフィコという都市では、高地にあることを利用して、公共交通機関としてロープウェイが整備されています。
○ 主な産業は農業や鉱業といった一次産業です。主要な農産物は、大豆、砂糖、とうもろこし。また、天然資源が豊富で、天然ガス、銀、スズ、鉛が産出されます。
○ 主食はじゃがいもです。ボリビアには、1500種類以上種類のじゃがいもがあります。皮に肉や野菜、卵、スープを入れたサルテーニャという料理が有名です。
○ サレマさんが日本に来て驚いたのは、救急車に道を譲ること。ボリビアでは、救急車が来ても無視して道を譲ったりしないんだとか。
○ また、サレマさんは、路線バスの車内が静かであることにも驚いたそうです。ボリビアでは、運転手さんがラジオの音楽を流したりしていて、お客も一緒にノリノリになるんだとか。
和やかな雰囲気で楽しく外国の文化に触れることができました。
サレマさん、岡輝公民館さん、ありがとうございました。
ソーシャルライター 内田正明
