「CSRと人権に関する新着情報の紹介」
人その他
こんにちは、ゆうあいセンター CSR担当の小桐です。
今回は、ゆうあいセンターに新しく到着したCSRに関する冊子、ビデオのご紹介です。
公益財団法人人権教育啓発推進センターが企画製作した資料を ゆうあいセンター中ほどCSR図書コーナーに配架しました。
CSRと人権に関する冊子とビデオです。
冊子は、「企業の社会的責任と人権」について3冊あります。
「経営者向け」「社員向け」「人権啓発担当者向け」です。
ⅮⅤⅮビデオは、企業活動に人権的視点を ~CSRで会社が変わる・社会が変わる のタイトルで
・障がい者雇用 ・高齢者雇用 ・ワークライフバランス ・継続的な震災復興支援 ・人権に関する社会貢献の事例および 企業の社会的責任と人権に関する解説が対談形式で入っています。解説ではISO26000の紹介もあり、企業にとってISO26000を導入するメリットがわかりやすく紹介されています。
このビデオは、下記サイトでも視聴可能です。
一度ご覧になられることをお勧めします。
http://WWW.jinken.or.jp/information/jigyou/event/seminar
なぜ今、人権なのでしょうか? 今年の1月に山陽新聞で紹介された記事に岡山の人権問題があります。
2018年度岡山労働局がまとめた資料では、職場での「パワハラ、いじめ、嫌がらせ」に関する個別労働相談が前年度比136件増加の1317件に上り、8年連続で増加しているとのことです。
いじめや嫌がらせの相談は、15年連続で増加し、10年前の2.9倍になっています。退職したくても辞めさせて、もらえないが553件と人手不足の状況を反映しているとしています。
妊娠や出産を理由にした不利益な取り扱いに関する相談が137件となっています。内容では、退職勧奨・強要、雇い止め、パートへの雇用形態の変更強要などとなっています。
経営者が企業の社会的責任、人権に関しての理解が低いことが背景にありますが、雇われる側としてもきちんとした知識を持っておくことは重要です。
人権を大切にするほど会社の経営は安定し、業績が上がる結果が多くの企業の事例としてあります。
今回、ご紹介した資料をご覧いただくと、事例を通して理解することができます。
ゆうあいセンターCSR図書コーナーを是非一度ご覧ください。