ソーシャルブランディングで企業の価値を高める
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Noboru Ogiri
こんにちは、ゆうあいセンター CSR担当 小桐です。
熊本・大分の地震は余震がなかなか収まる気配がありません。人間の力ではどうにもならないことだけに一刻も早く収まることを祈るばかりです。
今回の地震では、多くの企業が様々な支援をされています。地震当日に航空会社と連携し、被災者の方々にいち早く食料品や日用品を届け、移動ATMを派遣したイオン株式会社の対応の速さを記憶されている方も多いと思います。今回の同社の対応は「社会的責任」というより「社会対応力」と言う方が良いのかもしれません。以前ご紹介したCSRに関する情報誌オルタの編集長森さんは、CSRを「社会対応力」と呼びその行動を裏打ちするものに、企業哲学や行動規範まで含まれると言われています。
今回の地震に際し、緊急課題に対応したイオンはじめ、様々な企業の行動は、企業の価値を向上させる「ソーシャルブランディング」として社会の多くの方から共感を集めているのではないでしょうか?当然、被災された方々からは感謝され、社員も自社の行動を誇れると思います。このような企業のCSR活動がブランド価値を高め、ビジネスを進化させていく原点であると思います。
企業が支持されるのは、社会に貢献するような利他的な活動を展開し、社会と共に発展していく
活動を行う場合です。今回のように緊急時だけでなく、平時でもCSRを意識し、事業を展開することが重要です。
企業の「ソーシャルブランディング」の確立には、3つの分野での活動が必要と言われています。 環境・社会・組織統治の活動です。中でも、組織統治は、社員の満足が重要です。社員の満足なしには、顧客の満足はあり得ません。顧客満足度が高まることで、社会の満足度も高められていきます。
CSR情報誌オルタナのホームページより、企業の「ソーシャルブランディング」に関して無料ダウンロードできるサイトがあります。なぜ、企業にCSRが必要なのかの疑問についても応えてくれます。
興味のある方は、下記のサイトをご覧ください。