「地元企業のまじめなCSR・SDGsの取り組みの紹介」2020年3月
活動・取り組みその他
こんにちは、ゆうあいセンター CSR担当の小桐です。
今回は、ゆうあいセンターに到着した 地元企業でSDGsに取り組み内容を掲載したCSRレポートを配架しましたのでご紹介します。
企業名は、「マスカット薬局」です。 今年でCSRレポートを発行して3年目になります。
・40ページのボリュームで文字も詰まっておらず、読みやすさに配慮されたCSRレポートです。
・同社のホームページでもPDFデータが公開されており、入手が簡単にできます。
https://muscat-pharmacy.jp/muscat/csr2018.html
・目次に続き、CSRレポートの編集方針が記載されており、社会的責任の国際規格ISO26000(認証規格でなくガイドライン)に従って6つの課題に分類して(本来の規格は7つ。人権と労働慣行を一緒にして)記載してあります。
・トップメッセージにより、同社の事業活動がいかにCSR(社会的責任)に立脚したものであるかが分かります。同時に、SDGsの目標達成のためにどのように関わっているのかが明確に読み取ることができます。
・P5,6では、SDGsへの貢献について、具体的な目標と取り組みが挙げられています。地元課題と密着しているだけに読む側からしても身近に感じられると思います。
・同社の20年の歴史と医療界の変化がわかる年表もまた、社会的責任の拡大と深耕の推移を理解しやすくしています。
・特集では、地元ならではの「おかやまケンコー大作戦」の取り組みも紹介されており、調剤薬局として、薬の販売で利益を得るのではなく、市民の命、健康を守るために、事業活動を行っている姿勢が感じられます。このままでは、日本の医療制度は破綻すると危惧される同社の高橋社長は、多くの人の幸せのために貢献する事業を次々と展開されており、そのための人材育成や組織作りが行われている様子がレポートより読み取れます。
・健全な企業風土づくり、働きやすい職場づくり、かかりつけ調剤師・かかりつけ薬局を目指して、地域の健康を守るためになどわかりやすいタイトルで実施事業がまとめられており、目で見てもわかりやすい配慮がされています。
・地球環境負荷低減に向けて、新しく取り組まれたエコアクション21の報告もあります。まだまだ、改善強化の余地はありますが、薬局として環境マネジメントシステムに取り組む例としては大変に珍しいものです。
地元でまじめに、CSRに取り組み、SDGsの目標達成に向けて事業活動を行う企業の先進事例としてぜひご覧ください。レポートの冊子版は、同薬局の店舗もしくは、ゆうあいセンター(数部)にて配布しています。
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