CSRとボランティア

地域課題・社会課題その他岡山市

Noboru Ogiri

こんにちは、ゆうあいセンター CSR担当 小桐です。
今回はCSRとボランティアについての考えてみたいと思います。

今朝、ある企業の方から問合せがありました。
「地域に関連したボランティア活動をしたいので、地域課題を教えて欲しい」というものでした。
その企業のHPを拝見すると地域社会と共に発展する企業として、「地域共生活動の理念」を掲げ、地域の利害関係者との対話で地域課題を理解し、活動をするというものです。

自分たちのシーズの前に、ニーズを理解し、そこから出来ることを考えていこうとする姿勢は素晴らしいものです。早速岡山地域の課題をお知らせするべく、
1.おかやまシェアウエブ:岡山県の社会課題が分かるサイト
http://okayama-share.jp/
2.つながる協働ひろば:社会課題を解決するNPOや活動の紹介サイト
http://www.okayama-tbox.jp/kyoudou/
をお知らせしました。 今後、具体的な事は連絡を取りながら、マッチングに発展するように支援させて頂こうと思います。その企業は、『次世代育成』『環境保全』『福祉支援』の3部門でこれまでCSR活動を展開されており、地域の支店単位でニーズを確認して協働を進めていかれるようです。

午後、毎週木曜日 13:30~15:00で開催されている「おかめ茶屋」(ボランティアの今とこれからをざっくばらんに語り合う場/ホスト役:おかめさん事 詞叶さん)に 15年間 地域でボランティア活動を行っている方がいらして、「グループの人員が減っており、一緒に活動をする人を増やすべく活動をしているがこの1年間効果が無い、良い解決策はないか」と相談をされました。

新しい仲間を増やすには、「誰が・どんな人たちが」「どんな社会課題を」「どこまで」「誰とやりたいか」などを明確に組織として明言する必要があるのではないかということを話し合いの中から確認されました。問題解決のためのヒントとなったようです。

『社会課題を認識し、新たにCSR活動を始めたい企業』、『ボランティアを実施するグループが今一度自分たちのスタンスを見つめ直しながら、社会の変化に対応しようとする動き』を体験できました。
『企業は社会の公器、社会課題の解決のために存在し、地域社会の一員である』と言うように、 企業の在り方がこれまでと変わっていく中、CSRとボランティア活動のよりよいマッチングできるようにゆうあいセンターのCSR担当としてこれからも皆様に情報提供や環境整備を行っていきます。
ゆうあいセンターの様々取り組みを是非ご活用ください。

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