トップ > おかやまの課題を知る一覧 > 岡山の第一次産業就業者数、15年間で約44%減
カテゴリ別おかやまの課題
子供
障がい者
お年寄り
外国人
まち・むら
働き方
文化・スポーツ・科学
環境
その他

同カテゴリ内の課題:12件

2013年12月05日岡山の第一次産業就業者数、15年間で約44%減

 平成23〜24年岡山農林水産統計年報によると、農林水産省統計部が毎年実施している統計調査の結果、平成22年度の岡山県第一次産業従事者数(15歳以上)は43,096人でした。平成7年度の同調査では77,875人で、15年間で約44%の減少(34,779人の減少)となりました。



 また、平成7年〜22年まで、5年ごとの農業、林業、漁業の各従事者数は、以下のようになりました。
◆農業就業者の人口推移 平成7年 74,015人
            平成12年 59,280人(平成7年度より 19%減)
            平成17年 56,974人(平成7年度より 23%減)
            平成22年 40,416人(平成7年度より 45%減)
◆林業就業者の人口推移 平成7年 1,551人
            平成12年 1,231人(平成7年度より 20%減)
            平成17年 946人(平成7年度より 39%減)
            平成22年 1,361人 ――※
◆漁業就業者の人口推移 平成7年 2,309人
            平成12年 1,936人(平成7年度より 16%減)
            平成17年 1,757人(平成7年度より 23%減)
            平成22年 1,319人(平成7年度より 42%減)

 15年間で、農業は約33,600人の減少、林業は約200人の減少、漁業は約1,000人の減少となりました。第2次、第3次産業も合わせた全就業者数そのものも、15年間で約90,000人の減少が見られますが、第2次産業が約104,000人の減少を見せるのに対し、第3次産業およびその他の産業が約50,000人程度増加しています。
 就業者数の多い職種が時代と共に変化し、働き方や生活形態が大きく変化している様子が、これらの就業者数の推移からもうかがえます。

※林業は平成17年調査では一旦946人まで落ち込みましたが、その後5年間で約500人の増加をみせています。他県での同調査でも、同様の推移となっています。
これは、平成15年度から行われている「緑の雇用」事業において林業従事者への助成が行われた結果、就業者数の増加につながった可能性があると考えられます。


中国四国農政局ホームページ 「平成23〜24年岡山農林水産統計年報」
http://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/kankoubutu/24nenpou/33okayama/pdf.html
同、「第1部 概況」
http://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/kankoubutu/24nenpou/33okayama/pdf/33_dai1bu.pdf