平成22年国勢調査によると、岡山県に暮らす75歳以上の人のうち、単独世帯は42,613世帯となっています(年齢不詳の世帯を除く)。
これは、75歳以上の世帯のうち約17%という数字です。


単独世帯とは、未婚や離婚・死別・子供の独立などを理由とし、生計や住所を共にする人がおらず、単身で暮らす人のことを指します。

単独世帯では、病気や怪我を負った時や災害時など緊急の事態に際し、同じ世帯の人からの支援を受けることができず、社会的リスクに弱い状況にあります。
特に高齢者においては、介護が必要となった場合に頼れる人が身近にいないなどの不安があり、世帯を超えて支えあう仕組みをつくることが求められています。

＜参考＞
平成22年国勢調査による基準人口(総務省統計局)33岡山県
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/9.htm