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2012年10月31日「地域の大人との交流が少ない」と感じている岡山県内の中学生は77.4%

平成24年度において岡山県内の公立中学校で行われたアンケートによると、
「学校や塾の先生、家の人以外の地域の大人と一緒に遊んだり、勉強を教えてもらったりすることがあるか」という設問に対して、77.4%の生徒が「あまり無い」「ほとんど無い」という回答をしています。

また、「地域の行事に参加しているか」という設問に対しては、59.6%の生徒が「あまり無い」「ほとんど無い」と答えています。

同様の質問を小学生に向けた場合、
「地域の大人と交流がある」という回答は39.1%、
「地域の行事に参加している」という回答は65%と、
小学生の方が中学生に対し、比較的地域との関わりを感じているという回答結果になりました。

成長するにつれ地域と疎遠になっていくことは、授業時間数の増加や思春期の人付き合いについてなど様々な要因があることが考えられますが、地域の大人がどんな仕事をしているのかを学び、自分の将来を考えていくきっかけにする為にも、中学生のような時期に、地域の大人との交流機会をつくっていくことは大切であると考えられます。

また、地域の行事に参加して、子どもたちにふるさとの意識を持たせることは、岡山県、さらには日本に貢献しようという意識を芽生えさせたり、国際社会の中で主体的に行動できる力を養うことにもつながります。

地域の中で子どもを育てていくことが、今、求められているのではないでしょうか。




<参考>
全国学力・学習状況調査【岡山県】
(平成24年度 国立教育政策研究所 教育課程研究センター)
http://www.nier.go.jp/12chousakekkahoukoku/todoufuken_shuukeikekka/33_okayama.htm