2012年08月02日岡山県の国宝(建造物)は2件
岡山県内の国宝(建造物)は、
・吉備津神社本殿及び拝殿、
・旧閑谷学校
の2つがあります。
閑谷学校は江戸時代に建てられた、旧岡山藩直営の庶民教育のための学校です。
吉備津神社は本殿・拝殿が室町時代初期の代表的建築で「吉備津造り」と称せられ、全国唯一の造りとして国宝に指定されています。
また、美術工芸品の国宝は7つで、以下の通りとなっています。
・絹本著色宮女図〈伝桓野王図〉
・紙本墨画淡彩山水図〈雪舟筆〉
・赤韋威鎧〈兜、大袖付〉
・太刀〈無銘一文字(山鳥毛)〉
・太刀〈銘吉房〉
・太刀〈銘備前国長船住左近将監長光造〉
・短刀〈無銘正宗(名物九鬼正宗)〉
この内、赤韋威鎧〈兜、大袖付〉は岡山県立博物館に保管されており、
太刀〈銘吉房〉と太刀〈銘備前国長船住左近将監長光造〉と短刀〈無銘正宗(名物九鬼正宗)〉は林原美術館に保管されています。
このような文化的、歴史的、学術的価値の高い文化財を保護していくと同時に、
日本の歴史や文化を知るために、文化財に触れる機会をつくることも大事なことであると言えます。
<参考>
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国指定文化財等データベース(文化庁)
- 特定非営利活動法人まちづくり推進機構岡山
- 特定非営利活動法人 倉敷町家トラスト
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