岡山県内における子育て相談窓口は各保健所が11ヶ所、県福祉部が3ヶ所、児童相談所が5ヶ所になっています。

県内の児童虐待相談件数は平成10〜平成15年の間で120件から610件と500件近く増加しています。少子化が進む中でのこの状態は、子どもに対応する大人の人数がおおければ良いというものでもないことを表しています。


子育ての中で生まれる様々な悩みや問題を、親同士が交換したり、相談できる場所が身近にあることが、児童虐待や子育て中の悩みの減少につながります。

また、少子化が進む現代だからこそ、自分の家庭で過ごす時間が増えすぎないよう、子ども同士が触れ合う場所、子ども同士で学び合う場所というものが必要になっているのではないでしょうか。そこから生まれるコミュニティが、親にとっても子育ての悩み等の解消につながるきっかけになるかもしれません。私たちには、人と関わる場所の選択肢が多くあるべきではないでしょうか。

（リンク：子育て支援・厚生労働省）