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2012年06月19日岡山県における男性の育児休業取得率は0.7%

岡山県における、平成21年度における男性の育児休業取得率は0.7%となっています(女性の育児休業取得率は85.3)。
同年の全国平均は1.72%ですので、半分以下の数字ということになります。

育児・介護休業法の改正や有名男性タレントの育児参加が話題となり、「イクメン」といった言葉が日常的に聞かれるようになりました。岡山県内でも全国的にも、男性の育児休業に対する理解は少しずつ高まりを見せています。

しかし、国や自治体の掲げる目標値とは乖離している現状です。
岡山県が設定した「新おかやまウィズプラン」において、目標とする男性の育児休業取得率は2.5%(女性90%)とされています。未だ現状とは大きな差があります。

子どもが成長する貴重な瞬間は、二度と取り戻すことのできないものです。
収入の減少やキャリア形成への不安など、男性の育児休業取得を躊躇させる要素を取り除き、育児参加を促していくために、企業や地域、社会からの理解や配慮が求められています。

※育児休業取得率とは:出産者のうち、調査時点までに育児休業を開始した者の数(開始予定の申出をしている者を含む)/調査前年度1年間の出産者の数(男性の場合は配偶者が出産した者) にて算出されています。

<参考>
>>平成23年度版 男女共同参画に関する年次報告書(22年度実績) (岡山県)
>>第3次おかやまウィズプラン (岡山県)