2016年10月01日【倉敷市では,美観地区を始めとした歴史的な町並みを財産として次世代に継承できるよう保存を行っています】
商家や蔵が建ち並ぶ倉敷川周辺の町並みは,国の重要な文化財として「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。近年の急速な都市化や開発によって存亡の危機に立たされていましたが,江戸期以来の町並みの価値を見出し,その保存を図ろうとした先覚者の取り組みを引き継ぎ,本市では全国に先駆けて歴史的な町並みの保存に着手してきました。条例・規則等を設けて町並みの美観を守る一方で,地区内に居住する住民の生活の利便性を図り,建物の修理・修景に係る費用の一部を補助金として交付しています。(補助事業:平成27年度 伝統的建造物群保存地区11件伝統美観保存地区1件)
また,岡山県の町並み保存地区になっている下津井地区と玉島地区についても,修景に対する補助を行うなど,歴史的な景観を保つ町並みを国民の財産として次代に継承できるよう保存に努めています。(補助事業:平成27年度 玉島町並み保存地区2件)
倉敷市文化財保護課
- 特定非営利活動法人 倉敷町家トラスト
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