2016年10月01日【倉敷市】全国の女性消防職員の割合は2.5%(倉敷市は1.09%)
標題の値は、警察8.1%、自衛隊5.7%、海上保安庁5.8%に比べ、最も低いものとなっています。
昨今、災害が多様化、長期化している中で、女性消防職員が住民サービスを提供することによって、子供や高齢者、災害時の要支援者など、様々な状況にある多様な住民への対応力が向上し、住民サービスの向上が図られます。そのため総務省消防庁では平成27年7月に、全国の消防本部に対して女性消防職員比率の数値目標の設定(38年度当初までに5%)と計画的増員を要請しました。女性消防職員を増やすためには、女性の採用試験受験者数の増加が不可欠です。しかしながら、消防は力仕事、男の職場という世間のイメージがまだまだ強く、女性の受験者数は伸び悩んでいます。倉敷市消防局として女性消防職員の増加のため、消防は女性が活躍できる職場であることの理解を深めるため、広報活動や女性対象の採用説明会などを順次増やしていく必要があります。
倉敷市消防局消防総務課
前の記事へ
次の記事へ