2016年10月01日【倉敷市】特殊車両の違反走行が道路の構造に影響を及ぼします
特殊車両のH27年度倉敷市への協議申請件数は198件でした。国交省の調査で、現在通行する重量超過車両の約7割は無許可や通行条件違反などの違反状態で走行していると推定され、それらの違反車両が道路の構造に及ぼす影響は非常に大きいと考えられます。このような状況から特殊車両通行許可制度の適正な運用を図る必要があり、指導取締りを強化し、申請者(運送会社等)の意識改革を促す必要があると考えられます。倉敷市としては積極的に運送会社等に特車の申請を行うように促してはいませんが、市民から電話や窓口で問い合わせがあった場合には、必ず特車申請をして許可を得て通行するように指導しています。また、特車の許可事務が煩雑であるため、特車が頻繁に通行する路線については道路情報便覧に道路情報のデータを登録するようにして、特車許可事務の簡素化をはかるようにしています。そうして事務の効率化をはかることで、特殊車両の申請件数も増えると思います。このように申請者(関係者)自身が通行違反をしてはいけないという意識を持ち、特殊車両の申請を必ず行うように心がけていくことで、事故の防止や道路の構造を守ることに繋がっていくと思われます。
倉敷市道路管理課
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