CSRに関する社会動向の報告 ~ エコプロダクツ展 見学より ~
イベント・セミナー環境
こんにちは、ゆうあいセンター CSR担当の小桐です。今回は、イベントの見学報告をさせて頂きます。
毎年12月に開催される日本最大の環境イベントエコプロダクツ展2017が去る12月7日から9日まで東京有明ビッグサイトで開催され、16万人ほどの来場者で賑わいました。
会場見学でCSRについて感じたポイントを2点紹介します。
①複数の企業が本業によるSDGsへの取り組みを展示できちんと表現している。一昨年と比べ大きな変化。特に味の素の取り組みは分かり易い。
②再生可能エネルギーの普及に関するパナソニックの事業構想展示
複数の企業が本業によるSDGsへの取り組みを展示
今回の展示で一番目についたのが、企業におけるSDGsの取り組みを自社の事業と関連付けて展示している点でした。少なくとも20社近くは表現をしていた感じです。例を挙げれば、イオン、トッパン印刷、富士ゼロックス、味の素、料のリサイクルを進めるグリーンダウンプロジェクト日本推進協議会がブース
やセミナーで17のターゲットのうちの「9産業の技術革新の基盤をつくろう」という目標に合致するとアピ-ルしていました。
また、11月に設立されたばかりの一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会(MSC:海洋管理協議会やFSC:森林管理協議会などの国際認証のわかりやすいプラットフォームを提供)はお茶の間にSDGsをとアピールしていました。
展示とCSRレポートのつながり、分かり易さの表現で印象的だったのは味の素グループです。
自社グループの活動の情報を1階層として、サステナビリティデータブックやグループ企業の事業活動を簡潔に表現し冊子などを展示配布していました。展示では、事業課題として、「CO2半減」「持続可能な原料調達」「フードロス半減」「資源化と3R」「持続的な水利用」の5つに対して、SDGsのどの課題に当たるのかを分かり易く説明していました。
「CO2半減の課題」で、再生可能エネルギーの使用50%モーダルシフト(鉄道輸送)80%自家発電で電気と蒸気を作り無駄のない消費をする等の具体的な活動を行い、SDGsの目標「7エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「13気候変動に具体的な対策を」に対応するとしていました。
同様に、「持続可能な原料調達の課題」では、持続可能なパームオイル・FSC森林認証紙の取り組み、持続可能なカツオへの連携・協働として漁業者、大学との連携、コーヒー農園では、微生物肥料を活かした栽培農家との取り組みなどに取り組んでおり、「14海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」という目標に対応するとしていました。 味の素の考えを表現するCSRレポートはゆうあいセンターに掲示しています。一度手に取ってご覧ください。
②再生可能エネルギーの普及に関するパナソニックの事業構想展示
パナソニックは、現在・過去・未来について自社が提供する商品と電気の方向性について総合的な展示を行い、自社の本業と社会課題の解決の方向性の一致を分かり易くかつ強くアピールしていました。
過去(1984年)、現在(2017年)、未来(2030年、2050年)の電気エネルギーの在り方について展示を行っていました。担当者に聞くとCOP21での2050年のエネルギー削減目標年まで33年、現在から33年昔を単純に戻ると1984年、省エネがさほど意識されなかった年代ということで、夫々の電気製品の電量消費量をビジュアルに展示していました。
実は、1984年は、COP21パリ協定で、日本のCO2削減達成目標(エネルギー使用量2013年比26%減)のターゲットとほぼ同じ年です。(正確には1983年)
2030年はCO2達成目標2013年比26%の目標年、およびSDGs目標達成完了の年
2050年はCOP21、日本のCO2達成目標2013年比80%減のエネルギー使用量のターゲット年
≪ パナソニックによる 「使う電気・創る電気」の製品のバランスシフト 展示 ≫
『創エネ』『省エネ』『蓄エネ』によるエネルギーマネジメントで、今後、2050年には、再生可能エネルギーで全ての電気で賄うようにパナソニックは考えています。
これまで、エネルギーを使って良い暮らしを実現してきた100年から、より良い暮らしとサステナブルな社会をつくる100年へ これからの私たちのくらしの在り方も日毎スピードを上げ縦変化していくのではないかと感じました。
