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特定非営利活動法人そーる

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NPO DATA

団体の目的 この法人は、不特定多数の市民や団体に対して、医療や介護を中心に訪問看護サービス、患者搬送事業に関する事業を行い、日常生活や在宅療養生の向上に寄与することを目的とする。
1介護保険法に基づく訪問看護事業及び介護予防訪問看護事業
2介護保険法に基づく訪問介護事業及び介護予防訪問介護事業
3介護保険法に基づく居宅介護支援事業
4自費の訪問看護や自費の訪問介護事業
5患者等搬送事業
6在宅ホスピス事業
7障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律に基づく障害福祉サービス事業
8その他の法人の目的を達成するために必要な事業

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団体活動・業務 訪問看護と予防訪問看護に、患者搬送事業を組み合わせた、岡山県ではまだ例のないステーションである。地域の掘り起しを行い、社会福祉協議会や、民生委員の会議等へも積極的に参加し、活動内容や、在宅療養の必要性や看取り看護の重要性を伝えている。

患者搬送事業については、管轄の消防署より、患者搬送乗務員適任証を発行して頂きすべてのスタッフが対応可能な体制。各地域の消防との連携も図っている。キッズから、高齢者の方までが利用できる有償サービスとなっておりローカルな地域や山間部での、交通の一部を担えればと考えている。

訪問介護事業も展開し、被災後撤退してしまった訪問介護の穴埋めを担っている。復興住宅への訪問や、みなし仮設住宅への訪問、福祉とも連携を図り高齢者以外の方々へのケアも行っている。
設立以来の
主な活動実績
平成28年3月13日、特定非営利活動法人の設立総会を開催。医療関係者や、立ち上げメンバー、友人等19名(うち書面表決者2名)が出席し、設立趣旨を伝え満場一致で承認された。その後岡山県より認証され、平成28年7月1日、特定非営利活動法人そーるが設立。

H28年9月1日 そーる訪問看護ステーション開設
H28年12月 非常勤スタッフ1名増員
H29年2月 精神科訪問看護の届出済
H29年2月 6名の方の終末期看護を行った(6名の内2名は病院にて永眠)
H29年4月 常勤スタッフ1名増員
H30年7月 西日本豪雨災害により事業所、自宅が共に全壊となる。
H30年7月 被災地の真備町で、ボランティア活動を有志団体と開始。特に避難所の無かった地域や、在宅避難者へ物資配布、食支援、生涯学習、健康相談等を行っている。
H30年10月18日よりエンリッチカフェと命名しサロン活動とし、毎週日曜日9時〜12時開催。
H31年1月23日 真備町尾崎にて事務所再建
H31年4月現在 看護職5名、介護福祉士1名、精神保健福祉士1名で活動
R2 地域活動 エンリッチカフェ(専門家による健康相談)月3回、防災ばあ(地区防災・要援護者マイタイムラインの作成)月1回、そーるの学校(生涯活動)不定期、星を観る会(展望会)不定期を継続している。
R2年10月1日 訪問看護事業所みそらけあを開設。介護職と看護職で立ち上げる。
R3年4月 COVID-19感染症対策を行い、地域活動は時間縮小し継続している。

代表者の略歴 
倉敷しげい病院   病棟勤務(3年)  透析病棟
倉敷成人病センター 真備中央病院 外来勤務(7年)  救急外来・内科・外科・小児科・耳鼻科・内視鏡検査等勤務
平本胃腸科外科クリニック (3年) 外来勤務  外科・内視鏡GF、CF・検診等
ながの訪問看護ステーション 訪問看護勤務 (3年4か月) 
現在特に力を
入れていること
R3年特に力を入れていることは地域防災活動である。
出水期前より、防災活動を活発化し、避難場所の確認、避難の呼びかけや、自主避難場所の整備運営なども住民、行政、NPO、医療、介護、福祉関係者と共に行っている。
地域住民と協力し、防災セミナーを開催し、地域全体で考え学びの場を作っている。

設立スタート時は、訪問看護と患者搬送事業サービスを展開。
「365日電話1本でかけつけるけん!!!」の岡山弁を合言葉に、在宅生活や、施設(グループホーム等)への訪問も担う。特に看取り看護を積極的に行い、地域で生きる(活きる)ことに重点をおいている。現在はまだ施設での看取りのない施設へも提案し、スタッフやご家族とともに考え、切磋琢磨しながら看取りに向き合っている。また看取りをした家族に対してのグリーフケアとして、ご自宅への訪問や当事務所へ足を運んで頂くなどの取り組みも行っている。

患者搬送サービスでは、施設からの退所時、全介助状態の方へ外出支援、精神疾患の方へ病院受診の同行・搬送などなどニーズにあわせて支援を行う。

また地域の方々と、顔の見える関係性を作るため、広報活動、地域での勉強会や研修会、家族会等へも参加し、私たちの活動を知って頂く活動を継続して行っています。
今後の活動の
方向性・
ビジョン
過疎化や、少子化の問題も抱えるなか、ローカル地区ならではの発想と工夫を重ね在宅療養生活のサポートを行っていく。地元の呉妹町作り協議会の防災班へ入会し、更に防災活動へも参加を図る。

訪問看護では、看取り看護を中心に取り組み、死に対する教育も今後行いたいと考えている。
遺族会や、地域活動を通じ、地域全体で看取っていける新たな地域つくりにチャレンジしたい。
その為には、敷居を低くした集いの場を開設し、更に交流を深める活動を行う。
R5年秋に、かねてからの目標であるホームポスピス事業(暮らしの場)を展開。住み慣れた地域で最期まで過ごしたい方が生活できる場を準備する。
行政との
協働の実績
R3年9月より、地域地域密着型事業(サロン活動)開始
R5年4月より、倉敷市救護班として協働
代表者 片岡 奈津子
所在地 倉敷市真備町
設立年月日 2016年7月1日
電話番号 086-697-0823
ファックス 086-527-7469
メール n-k@kna.biglobe.ne.jp
URL http://nposoul.com

※この情報は、「canpan」から提供されたものを基本としています。