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里親・里子支援サークル

★★★★

NPO DATA

団体の目的  近年、社会保障の一である里親(家庭的養護)の占める割合が増大している。しかし、里親は一般家庭で児童を養育する形態であり、その危弱性が心配されている。そのため、民間の里親支援機関が求められているが、数はごく少ない。そこで、学生による里親支援機関を立ち上げ試行的な事業を行う事により、学生による里親支援機関のモデルを明らかにしてその増加に寄与すると共に、里親への支援の促進を図る。
 そして、公共機関や施設、弁護士、相談専門員等が参加する定例会議を開催して、里親支援を検討しながら実施していくことによって、様々な団体、個人とのつながりを強め、里親・里子支援ネットワークを形成していく
 また、学生は実際に里親や里子にかかわることにより、社会福祉の臨床を体験することができ、社会福祉専門職としての価値観や倫理観を実践的に学ぶことができる。
団体活動・業務  美作大学の1年から3年生までの学生27名で構成されています。毎月一回里親サポー
ター会議を行い、美作地区里親会の方々や里親支援専門相談員、児童相談所職員、施設職員、弁護士といった方々に来ていただき、ご協力やアドバイスをいただきながら活動計画を立て、里親と里子の支援を目的に以下の活動を行ってきました。

 昨年度の活動より
「里親・里子交流キャンプ」
日時:平成27年8月22日(土)〜23日(日)
場所:岡山県津山市加茂町黒木646-9
参加者:里親4名  里子6名  学生16名 里親支援専門相談員1名
    児童相談所職員1名 施設職員1名 教員1名  計30名
 8月22日、23日に、津山市内にある黒木キャンプ場で里親・里子交流キャンプを行いました。
1日目は、キャンプ場内でウォークラリーをし、夜にはバーベキューやキャンプファイヤー、里親さんとの交流会を行いました。2日目は、川遊びや飯盒炊はんでのカレー作りなどを行いました。子ども達は、普段体験できない川の冷たさや火の暖かさなど、自然にたくさん触れ合うことができ、とても楽しそうでした。里親・里子さんたちの協力のもと、大きな怪我や事故もなくキャンプを楽しむことができました。

「日帰り旅行 ドイツの森」
日時:平成27年11月14日(土)
場所:岡山県赤磐市仁堀中2006
参加者:里親10名  里子8名  学生16名 里親支援専門相談員1名 教員1名  計36名

 11月14日には、赤磐市にあるドイツの森へ遠足に行きました。
昼食はバイキング形式で、ソーセージやケーキ等みなさんお腹いっぱい食べることができました。食後の散策時間では、あいにくの雨だったので、準備していたバドミントンやボール遊びなどはできませんでしたが、里子さんは元気いっぱいで、園内の宝探しやチューチュートレインなどのアトラクションを楽しみました。その間、里親さんはカフェで里親相談支援専門員を交えて、和やかな雰囲気の中、子育てについての情報交換や交流をされていました。 その後のパン作りでは、里親さん・里子さんが一緒になってパン作りに挑戦。かわいいキャラクターのパンを作っていました。

「クリスマス会」
日時:平成27年12月25日(金)
場所:岡山県津山市北園町50 美作大学
参加者:里親4名  里子6名  学生16名 里親支援専門相談員1名 教員1名  計28名
 12月25日には、美作大学内でクリスマス会を行いました。最初は、家族ごとに分かれ学生を加えたグループで、ケーキのデコレーションコンテストを行いました。野菜や果物、お菓子など様々な材料を使い、どのグループも工夫を凝らして作っていました。
完成したケーキの審査タイムでは、審査員としてサンタさんが登場し、子供たちは大喜びでした。その後、学生が出し物としてクイズやハンドベル演奏行い、みんなで「ジングルベル」と「赤鼻のトナカイ」を歌いました。また、記念品としてプラ板作りを行いました。
最後に学生からクリスマスプレゼントとして、松ぼっくりで作ったクリスマスツリーを渡しました。

「ずぼらパーティー」(里親交流会)
日時:平成28年2月28日(日)
場所:岡山県津山市北園町50 美作大学
参加者:里親14名  里子13名  学生17名  教員1名  計45名
 2月28日に美作大学学生食堂で行ったずぼらパーティーでは、里親さん・里子さんたちと一緒に料理を何種類も作り、里親さん持ち寄りの料理と共にみんなで味わいました。里母さんが主体となって料理を、子どもさんはおにぎりを作りました。おでん、唐揚げ、ハムサラダ等様々料理が並び、里父さんがたこ焼きや焼きそばの屋台を出してくれました。料理を持ち寄り、のんびりとずぼらに過ごすのが、この会の目的ですが、里親さんたちのご協力のおかげで無事料理を作ることができました。
  
「ウキワクフレンド」(レスパイトケア)
日時:毎月第2、第4日曜日 13:00〜16:30(原則として)
場所:岡山県津山市北園町50 美作大学
参加者:里子1〜5名  学生2〜6名
 この活動の主な目的は以下の通りです。
[た討気鵑醗曚覆訛膤慇犬箸いξ場で、一緒に活動することで関係を深め、里子さんの社会体験の 促進を支援する。
⇔せ劼気鵑らの相談などがあれば、年齢の近い大人として一緒に考え、サポートする。
Nた討気鵑「ほっ」と息を抜くことができるレスパイトの場とする。
 最初は学習支援の要請から始まったため、里子さんの学習経験の不足を補うためのドリル学習等をやっていました。しかし、途中で活動目的を整理し、里子さんからの発言を大切に、できる範囲で本人の要望に沿ったものを行っています。
 

設立以来の
主な活動実績
2014年度
6月 美作地区里親会里親サロン 夏の行事 蒜山旅行 
  里親(12名)里子(16名)里親支援専門相談員(1名)学生(16名)
7月 夏キャンプ 岡山県久米郡美咲町美しい森キャンプ場 
  里親(12名)里子(14名)里親支援専門相談員(1名) 学生(22名)
  ※計画のみ台風で中止
10月 里親全国大会(岡山大会) 託児、係員補助 学生(4名)
11月 スポーツ大会 美作大学
  里親(12名) 里子(14名)里親支援専門相談員(1名)学生(16名)
12月 クリスマスプレゼント作り 学生(12名)
3月 里親研修会(市民にも公開)津山総合福祉会館
  託児 学生(8名)

2015年度
5月 美作地区里親会総会出席 津山児童相談所(4名)教員(1名)
6月 中国地区里親大会(広島)出席 学生(7名)
8月 夏のキャンプ 岡山県津山市加茂町黒木キャンプ場
  里親(6名)里子(7名)児童相談所(2名)里親支援専門相談員(1名)学生(22名)
9月 里親研修会(市民にも公開)美作大学 参加者34名
  託児 学生(13名)
11月 日帰り旅行  岡山県赤磐市 ドイツの森
   里親(10名)里子(8名)児童相談所(2名)里親支援専門相談員(1名)学生(16名)
12月 クリスマス会 美作大学
   里親(4名)里子(7名)児童相談所(2名)里親支援専門相談員(1名)学生(14名)
2月  ずぼらパーテイ― 里親交流会 美作大学
   里親(14名)里子(13名)里親支援専門相談員(1名)学生(17名)

2016年度
5月 美作地区里親会総会出席 津山児童相談所 学生(4名)教員(1名)
  中国地区里親大会(米子)出席 里親支援について表彰を受ける 学生(9名)
6月 里親交流会 どうしょん会 美作大学
  里親(12名)里子(7名)里親支援専門相談員(1名)児童相談所(2名)
  学生(12名)
8月 夏キャンプ 岡山県久米郡美咲町美しい森キャンプ場
  里親(9名)里子(8名)里親支援専門相談員(1名) 学生(19名)

その他
(1)サポーター会議 
   2014年4月より毎月1回開催(美作大学)
 参加対象者 里親 学生 教員 児童相談所職員 養護施設職員 岡山県里親会会員
       里親支援専門相談員 児童家庭支援センター職員 弁護士
 目的 サークル活動の計画、実施、反省の検討を通して、各機関・団体と連携を図り、里親支援を    向上させることを目的として実施している。
 内容 ー損楾垰の反省 行事の計画 8修 ぞ霾鷂魎后´ノた董専門職との交流

(2)ウキワクフレンド(レスパイト活動)
   2015年9月より毎月第2、第4日曜日13:00〜16:30に開催(美作大学)
 参加対象者 美作地区里親会の会員で、里子と学生の交流(学習支援も含む)を望むもの。また        は、何らかの理由で託児を望むもの。定員〜5名まで。
 目的 ー匆饌慮海梁タ覆鮖抉腓垢襦
    年齢の近い大人として一緒に考え、サポートする。
    Nた討気鵑「ほっ」と息を抜くことができるレスパイトの場とする。
 内容  学習支援 創作活動等
 参加費 1回当たり250円

現在特に力を
入れていること
 
 行事等の活動だけでなく、里親さんの子育て力の増進を目的としてコモンセンス研修会(一般にも公開)を企画し、里親さんの研修と里親制度の啓発にも努めてきました。厚生労働省作成の「平成27年度里親登録数の都道府県別グラフ」を見ると、岡山県(岡山市は除く)は、この3年間で13.7%と大きく伸びています。全てではありませんが、この活動がこの成果に寄与しているものと考えられます。また、これまでの活動が評価され、平成28年度里親中国大会で表彰をされました。
 そして、里親支援の急がれる課題としてレスパイトケア、学習支援の問題があります。複雑な問題を抱えた里子に対して、24時間正面から向き合い養育に務める里親にも休息が必要です。また、困難な生育環境の中で育ってきた里子自身も、深刻な学修の遅れを持っていることがあります。これらの問題に対して、学生のできる支援としてウキワクフレンド(レスパイトケア)を提供しています。里親と異なる大学生という立場で、一緒に活動することで関係を深め、里子さんの社会体験の促進を支援し、里子さんからの相談などがあれば、年齢の近い大人として一緒に考え、サポートします。また、里親さんが「ほっ」と息を抜くことができるレスパイトの場とすることも目的のひとつです。
 徐々にではありますが、地域の中で里親支援サークルが、里親支援団体として地域に認知されてきたと感じています。今後はさらに活動の質を高め、地域の様々な社会資源と連携し活動を高めて行きたいと考えます。
今後の活動の
方向性・
ビジョン
 活動する事により、学生による里親支援のモデルを作り、里親・里子への支援、市民への啓発活動を行い、里親・里子が暮らしやすい社会の実現を目指します。
 里子との生活の課題を抱えた里親が1人で悩むのではなく、相談できる場所と人を作るために美作地域里親支援のネットワークを構築します。学生だけでなく社会人の活動参加を求めて、支援の量と幅を広げる事を目指していきます。そうする事によって、里親・里子の生活上での困り感が少しでも減少する事を目標としています。
 また、研修会を開催して里親自身の養育能力を高め、レスパイとケアや行事の中で里子たち発達を促していき、福祉の受けてでもある里親・里子の生きる力をエンパワーメント(育む)する事を目標としています。
行政との
協働の実績
津山児童相談所との緊密な連携の下で活動を進めてきた。児童相談所が行う研修などにも参加して学修を深めたり、岡山市児童相談所よりの依頼を受けて2014年全国大会の運営補助にあたった。
代表者 有岡 道博
所在地 津山市
設立年月日 2014年4月1日
電話番号 0868-22-7718
ファックス 0868-23-6936
メール arioka@mimasaka.ac.jp
URL

※この情報は、「canpan」から提供されたものを基本としています。